INTERVIEW 05
制度に支えられて踏み出した、
建設業界への第一歩
2025年大卒入社(22歳)
Chapter 01
初めて現場に出たとき、目の前の出来事を通して“動いている現場”のリアルを実感しました。
その後、会社が用意していた社外研修に参加し、マナーや建築の基礎、朝礼の進め方や施工写真の扱い方など、実務のベースとなる内容を学びました。
研修がない日は本社に出勤し、担当予定の現場に向けた着工準備に取り組んでいます。工事写真の整理、掲示物の作成、必要書類の確認などを行いながら、図面や業務の流れを少しずつ理解しています。
現場経験のある先輩から一つひとつ業務を教わる中で、準備すべき内容を少しずつ自分で判断できるようになってきました。
6月には研修がほぼ終了して、今は日々の実務を通して現場に向けた準備を重ねています。
Chapter 02
入社の決め手のひとつは、生活面の不安をしっかり支えてくれる制度があったことです。
大阪出身の私は、大学進学を機に一人暮らしを始め、現在は会社の社宅で生活しています。
家具や家電付きの1Kなので、新生活を安心して始められました。入居後も家賃は会社のサポートがあり、自己負担はあるものの負担が軽いため、無理なく生活できていてとても助かっています。
正直、社宅制度がなければ、最初から東京で働く選択は難しかったと思います。加えて、大学4年間の奨学金の返済も抱えていたので、会社が負担してくれる奨学金返済支援制度があると知ったときは、心から安心しました。経済的な負担が軽くなり、目の前の仕事にしっかり向き合える気持ちの余裕が生まれました。
職場も落ち着いた中にも活気があり、上司や先輩に気軽に質問できる雰囲気です。建設業界の雰囲気に対して少し身構えていた自分にとっては、その空気感も意外で、ありがたく感じています。
Chapter 03
まずは、現場での業務を確実にこなせるようになること。
そのために、必要な知識を身につけながら、現場の流れを理解し、自分で判断して動ける力を養っていきたいです。
次のステップとしては、一級建築施工管理技士の資格を取得して現場を任される立場につき、責任ある仕事に挑みたいと考えています。さらにその先は、後輩を支えたりチームをまとめたりする立場も目指していきたいです。
就職活動中の方には、「自分の意思を持って選ぶこと」の大切さを伝えたいです。周囲の声も参考にはなりますが、最後に決めるのは自分。少しでも気になる仕事があれば、まずは動いてみることをおすすめします。